山下晋司
(やました・しんじ)
文化人類学者。
東京大学名誉教授。文学博士。元日本民族学会会長。2012年、紫綬褒章。2022年、瑞宝中綬章。
インドネシアを中心に現地調査をおこない、主に観光と移動をテーマに研究。最近は、「文化遺産と防災」や東日本大震災の復興過程に関する公共人類学的研究に関心を寄せている。
単著に『儀礼の政治学─インドネシア・トラジャの動態的民族誌』『バリ─観光人類学のレッスン』『観光人類学の挑戦─「新しい地球」の生き方』、共著に『死の人類学』、編著に『文化人類学入門』『資源化する文化(資源人類学 第2巻)』『公共人類学』など。